これまでいろんな宅建マンガ本を実際にジュンク堂で手に取って中身を確認してきたのだが、いくつものマンガ本の中で個人的に1番わかりやすく書かれているものを発見した。
それがこちらの『楽学 宅建士マンガ入門2018年版』
これまでに
- ユーキャン『宅建士マンガ入門』
- 住宅新報社『マンガ宅建士はじめの一歩』
- 日本経済新聞社『うかる!マンガ宅建士入門』
- 宅建学院『マンガ宅建塾』
などの中身をみてきたけど、今回紹介する『楽学 宅建士マンガ入門』がダントツでわかりやすいと感じたので、この記事で紹介してみようと思う。
楽学 宅建士マンガ入門の内容
いくつもの宅建本を出版している住宅新報社の宅建マンガ本。
マンガとテキストをうまくミックスさせて、法律用語の意味を深掘りしながら「考え方」が学べるようになっています。
マンガと図表だけに限らず、ひとつの例題ごとに文章と表を使った『重要ポイント』も設けているので、試験に必須の『基礎知識』が把握でき、要領よく覚えることができるようになっている。
また、難しい漢字にはしっかりとふりがなが振られていて、「この漢字なんて読むんだろう?」と引っかかることなくスラスラと読み進めることができます。
マンガのタッチは古すぎる新しすぎずで丁度良く、落ち着いて読むことができる。
暗記だけに頼らず『理解』してもらうことに注力していて、『応用力』が養えるように配慮して描かれています。
Amazonの評価
【楽学 宅建士マンガ入門2018年番】
★★★☆☆(レビュー1件)※2019/1月時点
楽学 宅建士マンガ入門の中身をチラ見
『抵当権(ていとうけん)』をテーマにした内容では、ラーメン屋の店主が新店舗を出店するために融資を受けようとして、その担保として抵当権の仕組みについて知るための展開が進んでいきます。
実際に起こりうるストーリーを「例え」を用いて解説していて、関連する法律用語も並行して学ぶことができる。
『不可分性(ふかぶんせい)』や『付従性(ふじゅうせい)』についての解説ページ。
初めて聞いた場合だと言葉だけでは全くイメージができないけど、こうやってマンガ形式で解説されているとわかりやすい。
楽学 宅建士マンガ入門の感想
ぱらぱらと読んでみた感想としては、とくに引っかかることもなくストレスフリーで読み進めることができる。
ちょこちょこ間に挟まれている『重要ポイント』でおさらいすることで記憶の定着にもつながる。
時間がない時はおさらいとして重要ポイントだけをささっと読み返すだけでも効率的に勉強できそうです。
マンガにあるあるの「コマ稼ぎ」だけの部分も見えたりするけど、ストーリーを作るためにはしょうがないところ。
個人的にこれだけわかりやすく丁寧に作られているマンガ本ではこれが1番です。即ポチしました。
2018年版 楽学宅建士 マンガ入門 (楽学宅建士シリーズ)