Google検索品質評価ガイドラインから個人的に重要な部分を抜粋したまとめ

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Googleの検索品質評価ガイドライン(日本語翻訳ページ)

の中から個人的に重要だと思った部分(全て重要だと思いますが)を抜き出してまとめてみました。

 

ほぼ自分用になってしまいますが、サイト作りに関して自分に抜けている部分、必要な知識をしっかりと理解し、Google先生に怒られないように責任あるサイト作りをしていきたいと思います。

2.2 ウェブページの目的は何?

一般的に役立つページの目的は下記のようなものです。(もちろんこれらだけに限られません。)

  • あるトピックについて情報を共有すること
  • 個人的または社会的な情報を共有すること
  • 写真、ビデオ、その他の形式のメディアを共有すること
  • 意見、考え方を述べること
  • 楽しませること
  • 商品やサービスを売ること
  • ユーザーが他のユーザーに対して質問を投稿することができること
  • ユーザーがファイルを共有したり、ソフトウェアをダウンロードすることができること

2.3 お金あるいは生活(YMYL)のページ

いくつかのページの種類は、潜在的にユーザーの将来の幸せ、健康、富に影響を与えることがあります。私達はこのようなページを”あなたのお金あるいはあなたの生活 Your Money or Your Life YMYL”と呼んでいます。次のようなものがYMYLのページとなります。

  • ショッピングあるいはお金の取引のページ:オンライン上(オンラインショップあるいはオンラインバンキングのページ)で、ユーザーが購入したり、お金を送金したり、支払をしたりすることができるウェブサイトです。
  • 金融情報のページ:投資、税、老後計画、マイホーム購入、学費、保険に関するアドバイスをしたり、情報を提供しているウェブページです。
  • 医療情報のページ:健康、薬、特定の病気や症状、精神の健康、栄養に関するアドバイスや情報を与えているウェブページのことです。
  • 法律情報のページ:離婚、子どもの監護権、遺言書の作成、市民権のようなトピックに関する法的アドバイスや情報を提供しているウェブページです。
  • その他:その他にも多くのYMYLと考えるトピックがあります。例えば、養子、車の安全情報等があります。あなた自身で判断してください。

私達はYMYLページに対してとても明確なページクオリティ評価基準を持っています。なぜなら質の低いYMYLページはユーザーの幸福、健康、富に対してネガティブな影響を与える可能性があると考えているからです。

2.4.4 ページ部分のサマリー

多くのページは、広告やマネタイズがあります。広告やマネタイズなしでは、いくつかのウェブページは存在することができません。なぜならウェブサイトを運営して、優れたコンテンツを作ることは費用が掛かるからです。

広告があることあるいはないこと自体では、Highクオリティ評価あるいはLowクオリティ評価の理由とはなりません。

 2.5.2 ウェブサイトの管理者及びページのコンテンツの作成者を見つける

法人や組織は、ウェブサイトのコンテンツに対して責任があります。一人の個人ではありません。IBMは、ibm.comのコンテンツに対して責任があります。The Cleveland Clinicはclevelandclinic.org のコンテンツに対して責任があります。個人は、例えば多くの個人がコンテンツの作成や運営に対して貢献していたとしてもこれらのウェブサイトのコンテンツに対して責任がありません。これらのケースでは、私達は法人や組織がウェブサイトの運用だけではなく、全てのページのコンテンツに対して責任があると考えています。

いくつかのウェブサイトでは、法人や組織自体がウェブサイトの運営を行っているとしてもユーザーは多くのページのメインコンテンツを作ります。これらのウェブサイトでは、そのページのコンテンツの著者や作成者を判断するために一つずつページを見なければいけません。例えば、Facebookという会社はFacebookのウェブサイトに対して責任があります。しかし、個人は彼らの個人的なFacebookのページのコンテンツを作成しています。ユーザーがコンテンツを作るほかのウェブサイトとしては、YouTube、Twitter、他のソーシャルネットワーキングのウェブサイト、記事投稿ウェブサイト、Q&Aウェブサイト、フォーラムなどが挙げられます。

最後に、認可を受けたり、同時供給されたコンテンツであると示されたいくつかのウェブサイトがあります。これはウェブサイトがお金を払ったり、コンテンツの作成者とビジネス的な関係を持っているということを意味します。これらのケースでは、私達は、例えそれがウェブサイトの運営者によって作成されたものではないとしても、ウェブサイト自体がその認可されたり同時供給されたコンテンツに対して責任があると考えます。

2.6 ウェブサイトのメンテナンス

どのようにあなたはウェブサイトがちゃんとメンテナンスされていて手をかけられているかを判断するのでしょうか?

サイトをぐるぐる回ってください。リンクがきちんと遷移する、画像がロードされる、コンテンツが時間の経過とともに追加されアップデートされているかということを確認しましょう。

日付に注意を払いましょう。いくつかのウェブページは自動的に現在の日付を表示します。

最近の日付を見つけるよりもむしろ、ウェブサイトが最新の状態に保たれスムーズに運営されているよう努力しているという証拠を探しましょう。

2.7 ウェブサイトの評判

ウェブサイトの評判は、ウェブサイトのトピックを専門にしている人々の意見だけではなくリアルユーザーの経験に基づいています。

多くのウェブサイトは、彼らがどのぐらいすごいかを教えたくて必死です。しかし、ページクオリティ評価をする際に、あなたはウェブサイトに関する外部の独立した評判に関する情報を探さなければいけません。ウェブサイトがそれ自身について一つのことを言っているけれども、信頼できる外部のソースがウェブサイトの言っていることに反対しているのであれば、外部のソースを信頼しなさい。

あなたの仕事はサイトのページクオリティを真摯に評価することです。やみくもにウェブサイトの一つや二つのページ上の情報をうのみにしてはいけません。ウェブサイトが自身に対して述べている主張に対しては懐疑的になってください。

※ウェブマスターの中には、これらの評価ガイドラインを読んでいて、あなたのページクオリティ評価に影響を与えるよう彼らのサイトに情報を含めていることがあります。

2.7.1 評判リサーチ

高いレベルの権威や専門性が必要な時は、ウェブサイトの評判は専門家が言うべきことに基づいているべきです。プロの社会のような専門家のソースからの推薦は、非常にポジティブな評判の強い証拠となります。

2.7.2 評価情報のソース

人によって書かれた情報を探してください。統計やその他機械的に集められた情報は対象とはなりません。ニュース記事、Wikipediaの記事、ブログ投稿、雑誌記事、フォーラムでの議論、そして独立した組織の評価は評判に関する情報のリソースとなります。独立した、信頼できる情報ソースを探してください。

3.0 全体のページクオリティ評価スケール

全体のページクオリティ評価スケールは5つの評価の選択肢があります:Lowest、Low、Medium、HighそしてHighestです。

ページクオリティ評価タスクにおいて、あなたは全体のページクオリティ(PQ)評価を割り当てるためにページクオリティスライドスケールを使用します。

また、Lowest+、Low+、そしてHigh+のような中間の評価を使用することができます。”+”は”+1/2”と解釈してください。Lowest+評価は、LowestとLowの間で、Low+評価は、LowとMediumの間ということになります。

4.0 Highクオリティページの特徴

Highクオリティページは満足感を与えて彼らの目的をちゃんと果たします。Highクオリティページは、情報を与えることから人を笑わせることまでほとんどどんな目的でも存在しているものです。

Highクオリティページにさせるものはなんでしょうか?Highクオリティ評価は下記のHighクオリティの特徴を少なくとも一つを必要とします。

  • ユーザーを満足させるのに十分なハイクオリティのメインコンテンツ (MC)
  • ページ及びウェブサイトがそのページのトピックに対して専門的、権威があり、そして信頼に値すること
  • ウェブサイトがそのページのトピックに対して十分な評判があること

さらに、そのページとウェブサイトは次のほとんどに当てはまるべきです。

  • サイト運営者に関する情報、コンタクト情報、カスタマーサービスに関する情報等十分な量のウェブサイト情報
  • ページやウェブサイトにおいて満足なユーザー体験に貢献するSC
  • ユーザーが簡単にMCに集中することができ、望めば補完コンテンツ (SC)を利用することができるようにデザインされた機能的なページ

・十分に手を掛けられ、メンテナンスされているウェブサイト

4.3 高いレベルの専門性、権威、信頼性(E-A-T)

Highクオリティのページやウェブサイトはそれらのトピックについて権威があり、信頼できるほどの専門性が必要となります。ゴシップサイト、ファッションサイト、ユーモアサイト、フォーラムやQ&Aページ等全ての種類のウェブサイトに専門的なサイトというものが存在することを心に留めておいてください。事実、いくつかの種類の情報はフォーラムやディスカッション上でも独占的に見つけられます。そしてそこでは専門家のコミュニティが特定のトピックに対して価値のある見解を提供してくれます。

  • ハイクオリティな医療アドバイスは適切な医療の専門あるいは認可を受けている人々あるいは組織から得られるべきです。
  • ハイクオリティな金融アドバイス、法律のアドバイス、税のアドバイスは専門家のソースから得られて常に最新の情報にアップデートされるべきです。
  • 自宅のリフォーム(数十万円の費用がかかる)あるいはしつけに関するアドバイス(家族の将来の幸福に影響を与える)のようなトピックにおけるハイクオリティなアドバイスページはユーザーが信頼することができる”専門性のある”ソースから得られるべきです。
  • 写真やギターを弾くことを学ぶことのような趣味に関するハイクオリティなページでも同様に専門性を求められます。

いくつかのトピックではそこまで公式の専門性を求められません。多くの人々は商品あるいはレストランに関する詳細で役に立つレビューを書きます。多くの人々はフォーラムやブログ等で役に立つ情報や生活の経験を共有します。これらの普通の人々は、自身で生活の経験のあるトピックに関しては専門家だと考えているかもしれません。コンテンツを作成した人が彼あるいは彼女をそのトピックの専門家にさせる種類と量の人生の経験があるように考えられるのであれば、私達はこの日々の専門性を評価します。公式の教育あるいは現場でのトレーニングを受けていないからといってその人、ページ、ウェブサイトにペナルティを与えることはありません。

お金あるいは生活 (YMYL)のトピックについても日々の経験で専門性を持つことさえ可能です。例えば、特定の病気を持つ人々のためのフォーラムやサポートページがあります。個人的な経験を共有することは毎日の経験によって専門性を得た形のひとつです。この例を考えてみましょう。ここではフォーラムの参加者達は、彼らの愛した人が肝臓がんとどのぐらい生きたかを教えています。これは、医療のアドバイスではなく個人の経験(彼らが専門家になれる)の共有の一例です。しかしながら、特定の医療情報やアドバイス(人生の経験の記述というよりは)は医者やその他医療のプロから与えられるべきです。

4.6 機能的なページデザイン

ハイクオリティなページはそれらの目的を達成するためにデザインされています。ハイクオリティなページはとてもよく整理されていて、スペースを効果的に使用して、機能的なレイアウトになっています。全てのページがそれぞれ異なりますが、機能的なページは次のような特徴を持っているべきです。

  • メインコンテンツ (MC)は目立つように”中心”に表示されるべきです。
  • MCはユーザーがページを開いたらすぐに目に付くところにあるものです。
  • MCがなんなのかということが明確であるべきです。フォントの選択、フォントサイズ、バックグラウンドだけではなくページデザイン、構成、スペースの使い方等でMCを際立たせるべきです。
  • 広告 /マネタイズ (Ads)や補完コンテンツ (SC)は、MCから注意を逸らさないように配慮されるべきです。AdsやSCはユーザーが必要だと思うべき場所に配置するべきです。しかし、それらはもしユーザーが必要ないと感じたときは簡単に無視できる場所にあるべきです。
  • ラベルをつけたり、単純にページの構成やデザインによってページのどの部分が広告であるかが明白であるべきです。

他の全てと同じように、機能的なページのデザインはそのページの目的に依存しています。ショッピングページの機能的なデザインを構成するものは情報ページの機能的なデザインを構成するものとは異なるかもしれません。

重要:いくつかのページは他のサイトに比べてかわいかったり、よりプロフェッショナルな見た目なことがあります。しかし、あなたはそのページの見た目がどのぐらい良いかに基づいて評価をするべきではありません。たとえ”おしゃれ”ではなくてもページはとても機能的で、その目標を成し遂げることができます。ここで、機能的なページデザインのいくつかの例(おそらく”おしゃれ”とは言えません)を紹介します。例をクリックすれば大きく表示させることができます。(※翻訳注:画像がないため例を削除しています)

4.7 満足できる量のウェブサイトの情報

どんなウェブサイトに関する情報が期待されていて必要とされるのかを考える時、入手できるウェブサイトの目的やコンテンツの種類を考えてください。ハイクオリティなウェブサイトは、目的のために明確で満足できる情報を提供しています。お金あるいは生活 (YMYL)ウェブサイトは高いレベルの信頼を要求して、相当量のウェブサイトの情報を必要とします。

他のYMYLではないウェブサイトでは目的に応じて、あまりウェブサイトの情報を必要としないかもしれません。例えばいくつかのHighあるいはHighestクオリティページではEメールアドレスだけで十分かもしれません。

5.0 Highestクオリティのページ

Highestページは目的を完璧に達成している非常に満足度の高いページです。HighHighestの違いは、高いレベルの専門性、権威、信頼性 (E-A-T)のレベルやそのウェブサイトに対する評判だけではなくメインコンテンツ (MC)のクオリティに基づいています。

何がページをHighestクオリティにさせるのか?私達は少なくとも次の一つを要求しています。

  • 専門性、才能、スキルが見えるとてもHighまたはHighestのMC
  • ページのトピックに対してのとても高いレベルの専門性、権威、信頼性(ページやウェブサイト)があること
  • ページのトピックに対するとても良い評判(ウェブサイトや著者)

5.1 とてもハイクオリティなメインコンテンツ(MC)

私達はしっかりと時間と労力をかけていて、特に専門性、才能、スキルが見えるコンテンツが作られているとき、対象のページのメインコンテンツ (MC)がHighあるいはHighestのクオリティを持っていると考えます。非常にハイクオリティなMCは専門家、趣味に熱中する人、あるいは日々の経験によって詳しくなった人々によって作られることがあります。私達の基準は、ページの目的やコンテンツの種類によって異なります。Highestな評価は、十分な量があり、包括的でとてもハイクオリティなMCを持つページに対して正当化されるかもしれません。

5.2 とても高いレベルの専門性、権威性、信頼性(E-A-T)

Highestなクオリティのページやウェブサイトは非常に高いレベルの専門性あるいは高い権威性、信頼性があります。

フォーマルな専門性は医療、金融、法律アドバイスのようなトピックでは重要です。レシピやユーモアのようなトピックでは専門性はフォーマル性が少し弱くなるかもしれません。料理の専門的なページはプロのシェフのウェブサイトのページかもしれませんし、あるいはそれは自炊が好きな人のブログのページかもしれません。人生の経験や毎日の経験による専門性にも価値を見出してください。トピックによっては、最も専門性の高い情報のソースというのは個人的なブログ、フォーラム、レビュー、ディスカッションなどで彼らの人生の経験を共有している普通の人々です。

そのページのトピックに対して専門性、権威性、信頼性が何を意味しているのかを考えてください。専門家は誰ですか?そのトピックに対してソースが信頼できるようになるのは何ですか?何がウェブサイトをトピックの権威にするのですか?

6.0 ロークオリティなページ

ページが次の特徴の内ひとつでも持っているのであれば、Low評価がたいてい適切となります。

  • メインコンテンツ (MC)のクオリティが低い
  • ページの目的のためのMCの量が不十分
  • そのページまたはウェブサイトの著者が、そのページまたはウェブサイトのトピックに対して十分な専門性がなく、またトピックに対して信頼性・権威性がない状態の場合です。言い変えるとそのページやウェブサイトの高いレベルの専門性、権威、信頼性 (E-A-T)が不足している状態です
  • ウェブサイトがネガティブな評判を持っている
  • 補完コンテンツ (SC)がそのページの目的を阻害したり、有益ではない

さらに、次のような特徴はそれ自体でLow評価の理由となるかもしれません。場合によっては、これらの特徴は、MediumあるいはHighクオリティな小さい、アマチュア、あるいは個人的なウェブサイトの場合に当てはまるかもしれません。例えば、”叔父のアレックス家族の写真”というウェブサイト(仮のハイクオリティな例)は、少し変なページデザインであったり、余り更新されなかったりするかもしれません。しかし、それでもそのウェブサイトはその目的を果たしています。あなたの判断でそのページの目的についてしっかりと考えてみてください。

  • 満足できないウェブサイトの情報量
  • ページに有益なSCがない
  • ページデザインがあまりよくない。例えば、ページのレイアウトあるいは空白の使い方のせいでMCから注意が逸れてしまい、MCを利用することが難しくなっているということがある
  • ウェブサイトはメンテナンスをしていなかったり、更新があまりされていない

6.1 ロークオリティなメインコンテンツ

ページクオリティ (PQ)評価において最も重要な要素の一つがメインコンテンツ (MC)の質です。MCのクオリティは、どのぐらいの時間、労力、専門性、才能/スキルがそのページの作成に費やされたかということによって決まります。

この例を考えてみてください。ほとんどの学生は高校や大学に行くために論文を書かなければいけません。多くの学生が次の内の一つあるいは複数のことを行い時間や労力をかけずに横着をします。

  • オンラインでペーパーを購入したり、誰かに書いてもらう
  • でっちあげを行った
  • 下書きや編集なしですぐに書いた
  • 大きな写真や他の関係のないコンテンツでレポートを埋めた
  • 百科辞典から全てのレポートをコピーしたあるいは百科辞典の一部の単語や文章を変えてコンテンツをつくった
  • 一般的に知られた事実を使用した。例えば、アルゼンチンは国です。アルゼンチンには人々が住んでいます。パンダはたくさんの竹を食べます。パンダにとってそれはベストな食べ物です。

残念ながら、いくつかのウェブページのコンテンツは同じように作成されています。私達は、それが十分な時間、労力、専門性、才能/スキルを費やすことなく作られている場合、Lowクオリティなコンテンツだと考えます。ロークオリティなMCがあるページは目的をしっかりと果たすことができません。

重要:ロークオリティなMCはそのページにLowクオリティだという評価を与える十分な根拠となります。

6.5.1 有益ではない注意を逸らせる補完コンテンツ

ユーザーを助けるのではなく、ウェブサイトの利益のための有益ではないあるいは注意を逸らせるSCはLow評価の理由となります。

6.5.4 管理・メンテナンス不足

時々、ウェブサイトが放置されているように思えるかもしれません:リンクが切れていたり、画像を読み込めなかったり、そしてコンテンツが新鮮ではなく時代遅れになっていたりするかもしれません。

ウェブサイトによっては、不定期あるいはたまのアップデートでも問題ないかもしれません。目的によって異なります。例えば、一般人が家族の写真を掲載したウェブサイトあるいは個人的なブログを立ちあげて、めったに更新しないかもしれません。私達は、そのようなウェブサイトを十分な更新がされていないあるいはメンテナンスされていないと考えません。

医療情報、法律情報、税情報等のウェブサイトでは頻繁に更新されるべきです。ユーザーは最新の医療の考え方、細心の法律、今年の税に関する情報を期待しています。

スポーツ情報、芸能人のゴシップ、ニュースなどのようなほかの種類のウェブサイトでも同様に頻繁な更新が必要です。私達はウェブサイトのことを言っていて、個々の記事のことをいっているのではないことを覚えておいてください。通常、ニュースを扱う組織は彼らのサイトを最新の状態に保つための方法として新しいニュース記事を公開します。百科辞典のウェブサイトのようなほかの種類のウェブサイトでは個々のページのコンテンツをアップデートすることで最新の状態を保っています。

重要:個々のニュース記事の日付はLowページクオリティ評価の理由とはなりません。しかしながら、もしウェブサイトが目的のために、十分なメンテナンスや更新が行われていないのであれば、それはLowページクオリティ評価の理由となります。

もしウェブサイトが放置されていると感じたら、注意深くみてください。そのウェブサイトの目的を考えてください。”叔父のアレックス家族の写真”のウェブサイト(Highクオリティな例)で1年間更新がないのは問題ありません。主要な国のニュースウェブサイトで2,3日新しい記事がないのは許容できません。あなた自身で判断してください。もしウェブサイトが十分な更新をしていないとか目的のために十分なメンテナンスがされていないと感じたら、Low評価がおそらく正しいです。

7.0 Lowestクオリティなページ

ここにLowest評価を必ず受けるべきページやウェブサイトの種類のチェックリストを紹介しています。

  • 危害を与えるあるいは悪意のあるページあるいはウェブサイト
  • 目的ページあるいはウェブサイトの完全な不足
  • 人の目を欺くページあるいはウェブサイト
  • ユーザーを助ける意図がほとんどないお金を稼ぐために作られたページあるいはウェブサイト
  • 極端にLowあるいはLowestなクオリティのMCを持つページ
  • 完全に不十分あるいはウェブサイト情報のないお金あるいは生活 (YMYL)のウェブサイトのページ
  • 放置、ハッキングされているあるいは価値がないウェブサイトのページ
  • 専門性がないページあるいはウェブサイトあるいは全く信頼できず信頼性がない、権威がなく、不正確で、誤解を与えるページ
  • 非常にネガティブあるいは悪意のある評判を持つウェブサイト

7.4.6 コピーコンテンツについて追記

次の全てはコピーコンテンツと考えられます。

  • 同一とみなせるソースから完全にコピーされたコンテンツ。全てのページがコピーされるときもあれば、ページの一部分がコピーされることもあります。複数のページがコピーされ、一つのページにペーストされることもあります。完全にコピーされたテキストはたいてい簡単に認識できるコピーコンテンツの種類です。
  • コピーされているけれどもオリジナルのものとは少し変えているコンテンツ。この種類のコピーは完全に合致するオリジナルのソースを見つけることが難しくなります。少し単語が変更されたり、全ての文章が変更されたり、一つの単語をテキスト全体を通して他の単語に置き変える”見つけて置き変える”修正が行われることがあります。これらの種類の変更は、意図的にコンテンツのオリジナルのソースを見つけることを難しくするために行われています。私達は、この種類のコンテンツを”少しの変更を加えたコピー”だと呼んでいます。
  • 検索結果あるいはニュースフィードのような変わるソースからコピーしたコンテンツ。もしコンテンツがダイナミックコンテンツ(頻繁に変わるコンテンツ)のコピーであるならば、完全に一致するオリジナルソースを見つけることができないでしょう。しかしながら、私達はこれもまたコピーされたコンテンツだと考えます。

重要:もしページのメインコンテンツ (MC)の全てあるいはほとんど全てが時間、労力、専門性、人力あるいはユーザーへの不可価値を提供にほとんど注がれずコピーされているのであれば、Lowest評価は妥当です。そのようなページは例えばそのページが他のソースのコンテンツに対する許可を受けていたとしてもLowestな評価とされるべきです。

Google検索品質評価ガイドラインから個人的に重要な部分を抜粋したまとめ

Google検索品質評価ガイドラインを読んだ感想としては、やはりGoogleは何もよりも先にユーザーのことを考え価値を与えることについて追求している。

そうすることによってGoogleという『検索媒体』の価値が上がり、世界のユーザーがさらにGoogleを使い続け、より良い未来へ進めることを願っているからだろう。

 

ガイドラインの核になる内容はとてもシンプルだけど、ユーザーのためにもなり、サイトやwebページを作成した人、費用や時間、労力を費やした人間に対してもGoogleはしっかりと評価をすることが明記されていた。

 

広告を貼っているサイトやページが低品質評価を受けるのではなく、そのサイトやページを訪れたユーザーにとって、役に立つことに繋がる広告は必要ということだ。

 

あとは見せ方も重要ということ。

ユーザーにとって必要な広告であっても、そのメインコンテンツが広告で隠れてしまうような見せ方だと評価が下がってしまう。

メインコンテンツをユーザーにしっかりと届けた上で適切な位置に広告を配置する。そうすることで真にユーザーのためになる広告だと認識される。

 

シンプルで簡単そうに思えるが、実際に考えてサイトを作っても思い通りになるのは難しい。

職人やプロの見せ方と同じで、とてもクオリティが高いサイトやページは、パッと見シンプルで無駄がない洗練された内容で、それを真似しようとしても簡単にできるものではない。

つまり、極める時間や労力なくしてユーザーの心に響かせるものは生み出せないということだろう。