逆流性食道炎を患っていると、ちょっとしたことがきっかけで急に吐き気をもよおすことが多々あります。
例えば、人と会う約束をしているけど気が乗らない時や、ちょっとした軽作業をしている時に急に喉の奥がつまって苦しいかんじになって吐き気に襲われたりなどなど。
逆流性食道炎を患っている方なら誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか?
この記事を書いている私自身が実際にそのような症状に悩まされて今現在も苦しめられています。
なので、この記事では『急に襲ってくる吐き気をその場ですぐに止める効果のあった方法を8つ』ほど紹介してみようと思います。
逆流性食道炎の吐き気に悩んでいる方の参考になりますように。
逆流性食道炎の吐き気を止める8つの方法
はい。吐き気を止める方法ですが、下記の8つの方法が今のところ効果を感じている方法です。
- 深呼吸する
- 何か食べる
- ガムを噛む(ハッカ系以外)
- 味のついた飲み物を飲む
- 炭酸飲料を飲む
- 薬を飲む
- 仮眠をとる
- とりあえず吐いてくる
この8つが今のところ緊急で吐き気を止めるのに効果を感じています。
人によっては
「えっ?逆流性食道炎でやっちゃダメってのがいくつかあるけど!?」
って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は逆流性食道炎の吐き気の止め方って、人によって合う合わないがあるみたいなんです。
実際に逆流性食道炎に長らく苦しめられている私自身がふつふつと感じているのですが、逆流性食道炎の根本的な大きな原因って『ストレス』と『運動不足』なんですよね。
※この件について書くと長くなってしまうので別記事で改めて書いてみようと思っています。
で、話を戻して、上述した8つの項目の詳細を書いてみます。
1.深呼吸する
はい。まずは深呼吸をしましょう。
大きく息を吸って~、吐いて~。
息を吸って~、、はい!吸ったまま止めます。
止めたまま5秒を心の中で数えたあと、吐きます。ブハー
吐いたあともそこで止めて、5秒数えて、また吸います。ズオー
これを3回行うだけであら不思議。いつの間にか吐き気が止まっています。
2.何か食べる
それでも吐き気が止まらないって場合はとにかく何かを食べてみます。
何でもいいです。
お菓子でもごはんでもパンでもフルーツでも。とにかく何かを食べて、吐き気の元になっている胃酸の逆流を、食べたもので胃に押し戻すんです。
この方法はかなり効果があります。
3.ガムを噛む(ハッカ系以外)
食べるものがすぐ近くにない場合はガムを噛んでみてください。
甘い味のものがいいです。
これは、ガムを噛むことで、『今なにかを食べている』と脳に錯覚させて、胃酸の分泌(逆流)を抑える効果があると考えています。
また、ガムを噛むことで唾液が分泌されて、その唾液を飲むことで逆流していくる胃酸を胃に押し戻す効果があります。
ひとつだけ注意点としては、ハッカ系のガムはやめておいたほうがいいです。
私自身の経験ですが、ハッカ系を食べてしまうと、ハッカのスースーとした清涼感が喉を刺激してしまって、よけいに吐き気を悪化させてしまいます。
ミンティアやフリスクなども同様にハッカ系だと吐き気が悪化するので控えたほうが良いです。
4.味のついた飲み物を飲む(コーヒー以外)
すぐ近くに食べ物はないけど飲み物ならある、または飲み物ならいける、という場合には、『味のついた飲み物』を飲んでみてください。
ジュースなどの甘い物や、スープ系のものがいいです。
逆流性食道炎の人は甘い物は控えたほうが良いという情報が多いですが、私自身はそれの逆でした。
味のまったくないただの水だと吐き気は止まりませんでした。それよりも味のあるジュースやスープを飲んだ時のほうが吐き気が止まります。
これについても、先程お伝えしたように、味があるものを飲むことによって『食べ物を食べている』と脳に錯覚させていることにつながっているのだと思います。
ただしコーヒーだけは避けましょう。
コーヒーは胃酸の分泌を促す作用があるので、よけいに吐き気を悪化させてしまいます。
5.炭酸飲料を飲む
逆流性食道炎で飲んではいけないと言われている炭酸飲料です。
これが、じつは吐き気を止めるのに効きます。私自身がかなり効果を感じています。
普通にコーラとかジンジャエールとか飲んだら吐き気が止まります。
おそらく炭酸に含まれるガスを飲むことによって、逆流してくる胃酸をガスで押し戻している感じだと思います。
また、甘い味もついているので脳が錯覚してくれてさらに効きます。
6.薬を飲む(パリエット)
それでも吐き気が止まらない時ってあるんですよね。
体調が思わしくない時とか、お酒を飲んだ次の日とか、とくに飲みすぎた翌日とかは上の方法がまったく通じない時があります。
私が飲んでいるのはパリエットの20mg錠です。
病院に行くと待ち時間や受診料が取られるし、かけたお金の割には少ない量の薬しかもらえないので、今はネット輸入代行のオオサカ堂で購入しています。
パリエットは日本の医療製薬会社である『エーザイ』が創製したプロトンポンプ阻害薬で、輸入代行だとそのジェネリック品が安く買えるという仕組みです。
飲んだ翌日は胃が荒れるので、飲みすぎた時にはよくお世話になっています。
パリエットは効き目もかなり速いし、飲めばたいていの吐き気はほぼ止まります。
7.仮眠をとる
もし、吐き気に襲われた時に眠るのが許される状況であれば、ここは無理せず休みましょう。
吐き気の元の大体は『ストレス』なので、いったんそこから離れて心を休ませてあげましょう。
15分ほど仮眠を取るだけでも吐き気はかなりよくなります。
8.とりあえず吐いてくる
最後の方法です。これはあまりお勧めできる方法ではありませんが、もう本当にどうしようもない時です。
トイレに行って、とりあえず吐いてしまいましょう。
吐くものがなくてもとりあえず「おえ~~」ってやってしまって、うがいしてスッキリさせてしまいましょう。
そうすることで脳に『はい、吐きましたよ』って信号が送られるので、そのあとの吐き気は止まります。
ごはんを食べたあとだと吐いちゃうともったいないのでなるべく吐きたくないんですけど、どうしてもこのあと何かを進めることがある場合にはとりあえず吐いてしまって、あとからごはんを軽く食べ直す。ということを稀にやります。
ほんと、逆流性食道炎ってつらいですよね…
逆流性食道炎の吐き気を止める方法まとめ
今回吐き気を止める8つの方法をお伝えしてみましたが、1番確実で即効性がある6番目の”薬を飲む”方法がお勧めです。
パリエットは飲んだら即効性も持続性もあるので、緊急で吐き気を止めるのと、その後の安心感もだいぶ違います。
飲みすぎた翌日にもかなり使えるので、接待の次の日も仕事がぁぁ!って時でもかなり頼りにできます。
まぁでも、本当は飲みすぎないようにようにコントロールできたら1番良いんですけどね、、それができたら苦労しないよって話なんですよね(´エ`;)
ではでは、この記事が逆流性食道炎の吐き気をすぐに止めたいって人のお役に立ちますように。